みなさんこんにちは。革命への案内人、直也です!
昨日のお出かけ中に起こった悲劇、その名も「お腹の非常事態」で今更気づいたことを書こうと思います。
少しあれな話もあるかと思うので、お食事中の方はお気を付けくださいませ。
いきなり襲ってきたお腹の異常
本日の私は、午前中に地元で卓球をしたあと、電車で移動してレッスンに行く流れでした。
地元の予定をなんなくこなし、バス停に到着。そこまでは順調そのものです。
ところが……。バスを待っていると、どんどんお腹が冷えてきて、なんか痛いような気がしてきたのです。
そして、バスに乗るころには、お腹が非常ベルを鳴らしていたのです。
駆け込む先は駅?しかし
それでもバスに乗り続け、目的の駅近くのバス停でおります。
「!よし!非常事態は駅でなんとかしよう!」
そう思っていました。
ところが、大事なことを思い出したのです。それは……。
駅の自分がいつも使う改札は目的のあれがない。
これは、経験値のない僕からしたら、たどり着いても二次災害の危険性があったのです。
駅前にお店があった
やばい!!どうしようと思っていたさなか、そういえば駅前にはいつも自分がくつろぐお店がありました。
そこにしよう。閃いたら一直線にお店まで歩みを勧め、店員さんの協力のもと、非常事態は無事に鎮静化しましたとさ。
よかった……。
お腹の非常事態に対応するために必要な選択肢の多さ
今回私は、駅近くに行き慣れたお店があったから、なんとか非常事態で持ちこたえることができました。
でも、そこで思ったんですよね。
もし、選択肢が駅一択だったら?
考えるだけで寒気がします。
選択肢重要!
選択肢を増やすことで、視覚障害者の外出が豊かになると考えます。
目の前に救いがあるかは知っていなければいけない
先ほどの私の例でお気づきかと思いますが、もし私が視覚障害者でなければ、こんなに苦労をしなかったと思います。
なぜなら、私が知らないだけで近くにはたくさんの救いがあるからです。
お腹の非常事態であれば、建物の中に入ればたいていは解決します。
しかし、全盲である私は、建物の入り口を探すだけで一苦労、ましてやその設備までたどり着くのに苦労するかもしれません。
そのため、単独で外出しているときは慣れている場所を選択せざるをえないのです。
視覚障害者に選択肢を増やすために?ルートを外れる勧め
では、視覚障害があっても非常事態に慌てないためにはどうしたら良いのでしょうか。
お答えしましょう。
目的地までのルートを記憶したら、ルートを外れてみることです。
もしくは、途中にある建物が何かを把握することです。
それができたら苦労しねえよ!
そんな声が聞こえてきそうです。
正直に申し上げます。
視力がある誰かと歩いて選択肢を増やしましょう!
歩きながら、どんな建物があるか、どういうところか、解説してもらうのです。
そして、一つか二つ覚えるだけで、いざというときに役立ちます。
みなさんへ:収集できる情報量が少ないから支援してほしい
視覚的な情報が溢れている今、私たち視覚障碍者が収集できる情報量は、ほかの人に比べて少ないと言わざるを得ません。
それを補うには、やはり教えていただくしかない。
- 本人の限界
- 家族などの限界
- AIやITの限界、
それを超えた先でも私たちが生きられるように、ぜひ支援をお願いしたいと思っています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
お腹の非常事態は誰にでも起こりうることです。
ただ、起こると分かっていれば備えることもできる。
外出を快適にして世界を広げていきましょう。